「この週末のNSW州はまれに見る寒波と強風」

気象庁「南氷洋からの冷たい空気が大陸横断」

 8月20日、気象庁(BoM)は、この週末のNSW州はまれに見る寒波と強風を体験することになると予報した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 BoMは、8月22日の土曜日には、強風、低温に加えて州内各地で降雪も見られる今年一番の冷え込みになると予報している。

 降雪は主として大分水嶺に沿って長ければ36時間にわたって降り続くと予想される。そのため、州緊急救援局(SES)は市民に倒木に注意するよう呼びかけている。また、風速は時速90kmを超えると予想される。

 BoMのジェーン・ゴールディング予報官は、「深い気圧の谷が非常に珍しい気象現象をつくりだしている」と語っている。

 シドニーでは22日の最高気温は摂氏16度程度で、大分水嶺に沿って、ゴルバーン、キャンベラ、カトゥーンバ、オレンジなどの町ではさらに冷え込むと予想され、ゴールディング予報官は、「それらの地域では昼間も摂氏5度からあまり上がらないと予想され、しかも日中は強風による風冷えで体感気温は零下3度から零下5度程度になる。また、州内各地で例年平均を8度から10度下回る気温になる」と予報している。

 さらに海抜500m程度の土地でも降雪が見られることが予想され、ゴールディング予報官は、「前回、同じ現象があったのは15年ほど前のことだ」と語っている。

 大分水嶺に沿った地域でもこれまで降雪を見なかったところでも雪が降るほか、スキー場の周辺では雪崩の危険が普段よりも高まる。

 SESのカーリーン・ヨーク長官は、「この何週間かの間に降雨や洪水があった地域では立木の根が緩んでおり、週末の強風で大木が倒れる危険が予想される。また、今後も大雨が予想されるため、注意してもらいたい」と呼びかけている。
■ソース
Bureau of Meteorology warns NSW set for ‘unusual weather event’ this weekend

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