MH370便、音響信号途絶える

狭い海域に限定、深度は4000m

 4月11日、訪問先の中国で記者会見したトニー・アボット連邦首相は、「WA州パース沖北東のインド洋で受信した音響信号はマレーシア航空MH370便のブラックボックスのものであることは確か」と語った。また、これまでの調査で同機の沈んでいる位置はごく狭い範囲に絞られてきたが、電池が切れかけており、信号が弱まっている」としていた。

 捜索はパースの北東1,670kmの位置で、4月9日には音響ソノブイが何本も投下され、信号音を探っていた。12日には航空機10機、艦船14隻が出動し、調査船オーシャン・シールド号が水中ピンジャー・ロケーターと呼ばれる機器を曳航してブラックボックスからの音響信号を待っていた。

 アボット首相は、「陸から1,000km離れた水域の水面から4.5kmの海底に沈んでいる物体を探り当てるのはとてつもない作業だ。今後、長期にわたって続けられることになるだろう」と語っている。

 最終的にごく狭い範囲に絞られれば、Bluefin-21と呼ばれる自律型無人潜水機を走らせ、自動的に海底の航空機体を捜索させることができる。しかし、4月11日のアボット発言の後には、パースの捜索統括本部長アンガス・ヒューストン元空将が、「何も新しい手がかりはない。新しい情報が入れば逐次発表する」と否定的な発表をしている。

 また、オーストラリア海事安全局(AMSA)は、「4月11日には、問題の水域以外にもはるか西の水域2箇所を捜索している」と発表しており、11日以降、音響信号は受信されていないため、すでにブラックボックスの音響信号発信器の電池が切れたものと推測されている。(NP)

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る