ベレジクリアン氏、新NSW州首相に就任

英語を話せないアルメニア移民から州首相に

 1月23日早朝のNSW州自由党議員会議は、全会一致でグラディス・ベレジクリアン州財相をマイク・ベアード前州首相の後継者として、自由党党首兼第45代NSW州首相に選んた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 会議は10分程度で終わり、ドミニク・ペロテット蔵相が副党首に選ばれた。クリス・パターソン幹事長が発表し、「今朝、NSW州議会自由党議員が会議を開き、マイク・ベアード党首とグラディス・ベレジクリン副党首が辞任し、その後、全会一致でベレジクリアン議員が党首に、ペロテット議員が副党首に選ばれた」と発表した。

 ベレジクリアン新党首・州首相(46)は、2003年以来シドニー・ノース・ショアのウィロビー選挙区選出議員を務めている。

 ベレジクリアン氏は努力家で勤勉で知られているが、本心を表さない人柄であり、州首相としての成功は州民に話しかけることができるかどうかにかかっているかも知れないと分析されている。

 ベレジクリアン氏は1960年代にオーストラリアに渡ってきたアルメニア系移民の子供としてシドニーで生まれたが、当時は英語を話すこともできなかった。そのため、少数民族の境遇などに理解を持つのではないかと期待されている。また、同性結婚を支持しており、難民の困難に対しても共感を強く持っているといわれる。

 NSW州自由党はベアード政権の不人気な政策のいくつかがたたり、2016年末には支持率も下がってきていた。

 1月23日午後、新首相、蔵相らは州総督邸を訪れ、デビッド・ハーリー州総督が就任式を行った。
Gladys Berejiklian to be Premier of New South Wales, replacing Mike Baird

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