トランスペアレンシー・インターナショナル・ランキング発表

オーストラリア2年連続13位に、日本は20位に

 トランスペアレンシー・インターナショナルの2016年腐敗認識度ランキングが発表された。これは、世界各国の政治家と公務員がどう見られているかを採点するもので、オーストラリアは2012年の8位から徐々に下がり、今年は前年に続いて13位を維持。記事にはないが日本は18位から20位に下がっている。

 上位にはこの種のランキングの常連といっていいデンマークとニュージーランドが第一位を分けており、次いでスカンジナビア諸国とスイスが5位までに入っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 オーストラリアは4年か続いた下落が止まったが、専門家は「抜本的な改革を行わなければ再び下がり始める可能性もある」と語っている。

 オーストラリアのランキング低下の原因は、連邦にNSW州のICACのような公務員腐敗監視機関がないことだとされているが、NSW州のICACも政府立法で弱体化されている。また、連邦政府閣僚らが長期にわたって人権擁護委員会を攻撃したことも批判しており、「このような攻撃は委員会の独立性を損なう」としている。

 ニュージーランドは昨年から3位上昇して1位をデンマークと分けている。改善が大きかったのはティモール・レステ(東ティモール)で、22位上昇し、101位に入った。

 一方、オーストラリア最大の貿易相手国、中国は79位と全体のほぼ中間に位置しており、大市場でうまみも大きいが、賄賂や腐敗が日常茶飯事になっている中国で事業をするオーストラリア企業にとってリスクの大きさをまざまざと見せつけられる数字となった。(Ratei)
■ソース
Australia fails to improve ranking in global corruption index amid mounting push for federal watchdog

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