豪緑の党全国委員会、党内公式極左派閥に警告

「党内公式派閥結成は党原則になじまず」

 1月29日、オーストラリア緑の党全国委員会が声明を発表し、最近に結成を明らかにした反資本主義を唱える党内派閥グループ、「左翼再生運動」に対して、「党原則になじまず」との警告を発した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 これに先立つ1月26日のオーストラリア・デーには、緑の党党内の極左派閥が国旗を焼く行為を訴えていたが、同党のリチャード・ディ・ナタリ党首は同派閥の主張を緑の党とは無関係として距離を置く発言をしていた。

 緑の党は、環境運動から党を立ち上げたボブ・ブラウン元党首と、元々左翼政党から緑の党に入った同党内左派のリー・リアノン連邦上院議員の間で路線対立が以前から続いていたが、リアノン議員が、「緑の党は曲がり角にある。アメリカの大統領選挙で民主党内左派として、党内最有力者のヒラリー・クリントン候補に対し、民主社会主義的政見を掲げて大統領候補に名乗りを挙げたバーニー・サンダース議員の政策を取り込むべきだ」と主張していた。

 これに対して、ブラウン氏は、「リアノン議員は、まるでトニー・アボットの緑の党版だ」と批判していた。

 全国委員会は、緑の党党員全員宛に電子メールを送り、「緑の党の強みは党員が推進する政党だということだ。党内に派閥を組織することは、党の平等主義と協調とコンセンサスに基づいた政策決定の原則になじまない。同時に、公式派閥形成は党構成や規則とも相容れない」と述べている。
■ソース
Australian Greens national council says factions ‘incompatible’ with its principles

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