「シングル・マザーは男を捕まえることもしないぐうたら」

WA州2017年選挙ワン・ネーション候補者の論説

 ポーリン・ハンソン・ワンネーション党は、QLD州やWA州の州議会選挙に選挙区ごとに候補を立てると宣言しているが、候補者の不適切な発言などで次々と公認から落とされ、あるいはハンソン党首やジェームズ・アシュビー顧問と対立するなどで紛糾している。

 今度は、2017年WA州議会選挙のワンネーション党公認候補が、「シングル・マザーは男も捕まえられないぐうたらだ。そういう者を血税で援助するべきではない」と書いて騒ぎを読んでいる。

 WA州議会選挙にピルバラ選挙区から立候補しているデビッド・アーチボルド氏は、クォドラント誌に投稿した論説について、「間違ったことは書いていない」とあくまでも突っぱねている。

 2015年、トニー・アボット首相(当時)は、遠隔地の先住民族コミュニティ住民は「そういうライフスタイルを選択しただけ」と語り、論議を呼んだ。それを受けて、アーチボルド氏は、保守系雑誌「クォドラント」に、「生活保護を外すべきライフスタイルの選択」として、シングル・マザーは男を捕まえられないぐうたらとして、「300万年の人類の進化を逆戻りしているのだろう。その結果は、ぐうたらで不細工な人間が増えることになるのだろう。今日では妊娠の原因が明らかなのだから、妊娠するのはすべて任意だ。そういう者に生活保護は要らない」と書いている。

 同じように、障害者年金や託児費手当ても必要ないとしており、極めつけとして、アボリジニ混血が盗まれた世代というのは作り話だと書いている。

 QLD州選挙では、ピーター・ロジャーズ候補が公認を剥奪され、中国系のシャン・ジュウ・リン候補は公認を取り消された上に自分が委員長をしているイプスイッチ市多文化フェスティバル実行委員会の予算を取り消されている。また、アンディ・センプル氏は自ら公認を辞退している。

 また、ドウズビル選挙区のローレンス・シェーブ公認候補は2015年のフェースブックで、「ビキニでバリスタの仕事をしてくれる若い女性募集」と宣伝したことが知られている。
■ソース
WA election 2017: Pilbara One Nation candidate says taxpayers should not fund ‘lazy’ single mums

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