NSW州で新しいリサイクリング制度計画発表

自動飲料容器回収機でゴミ減らし狙う

 7月29日、シドニーで飲料容器の自動回収機が発表され、NSW州政府は、「わが州の歴史で最大のゴミのポイ捨て防止制度」と称揚している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この日、ガブリエル・アプトン環境相は、2017年12月1日から実施される飲料容器自動回収制度を発表、「わが国でポイ捨てされるゴミの50%近くが飲料の容器であり、これを減らすことができればゴミの量も大幅に減らすことができる。毎年何百万個という飲料容器が街頭にポイ捨てられている。これを防止するためには正しいことをしやすくすることが大事で、この新制度で誰でもそれができるようになる」と語っている。

 新自動回収機で回収できるのはPET、HDPE、ガラス、アルミ、鉄、厚紙の容器で、州内800か所にこの「逆販売機」が設置されることになっており、空き飲料容器を放り込むと10セントの返金を受けられるシステムで、150ミリリットルから3リットルまでのほとんどの空き容器が返金の対象になるが、返金は引換券で受け取るか、地元慈善、コミュニティ団体への寄付を選択することができる。10セントの返金を希望する場合は州内500か所の回収所に持参しなければならない。

 クージー・サーフ・ライフ・セービング・クラブのマーク・ディーペル会長は、「プログラムの寄付対象にコミュニティ団体を加えたことはいいことだ。サーフ・クラブを運営するためにはたとえ10セントでも、10ドルでも分け隔てなくありがたく受け取りたい」と語っている。

 この新しい制度は野党労働党も支持を与えているが、労働党は、「政府はなぜもう一歩踏み込んで使い捨てのプラスチック袋の禁止を決めないのか」と批判している。

  大手スーパーマーケットのコールズとウールワースが使い捨てプラスチック袋の段階的廃止を発表しており、すでに廃止に踏み切っている州、準州もあるが、7月28日にメルボルンで会議を開いた州、準州首脳の会議では全国統一歩調は実現しなかった。
■ソース
‘Biggest single anti-litter initiative’: Recycling scheme in NSW addresses drink container glut

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