連邦議会8月マルコム・タンブル更迭劇のコスト発表

議会職員136人解雇などで総額450万ドル

 2018年8月の保守連合連邦政権自由党の党首交代とそれに伴う首相交代の政変で議会職員136人の解雇と471人の配置転換(再雇用)があり、職員の退職手当だけで国家財政に450万ドルの負担増となった。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 また、更迭されたマルコム・タンブル首相がもっとも信頼していたサリー・クレイ顧問を含めた35人の首相執務室職員に対しては190万ドル近い退職手当が支払われた。

 また、有権者の間では一番人気でありながら、自由党党首選ではわずかな支持者しか得られず、外相の職を辞したジュリー・ビショップ氏の職員12人に対しては56万ドルを超える額が支払われている。

 ビショップ議員はバックベンチに退き、2019年5月の連邦議会総選挙には出馬しないことを明言している。

 退職手当の最高額はおそらくビショップ元外相の許で長年勤めたマレイ・ハンセン首席補佐官だろうとされている。

 労働党のジム・チャーマーズ影の蔵相は、「これは自由党内の無意味な主導権争いのコストであり、有権者が負担させられている。スコット・モリソン首相は、なぜマルコム・タンブル氏が首相を辞めることになったのか、その説明もできないのに、納税者がその尻ぬぐいをさせられている」と語った。

 さらにチャーマーズ議員は、「タンブル首相更迭劇の陰で607人の職員の雇用に影響があった。このように放り出された職員も自由党内の政略劇の犠牲者として考えることが大切だろう」と語った。
■ソース
Revealed: The cost of Malcolm Turnbull’s axing

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