中東派兵の豪軍は現状のまま駐屯を続ける

米主導の3か国軍からトランプが米軍撤退を発表

 かつて米軍主導の連合国軍がイラクに侵攻し、さらにシリアでも反バッシャール・アル=アサド大統領派に肩入れした。しかし、アメリカはドナルド・トランプ大統領が、「イスラム国(IS)は絶滅した。米軍撤兵を始める」と発表しており、アサド大統領政権に肩入れしているロシアとイランがこの地域で影響力を拡大するものと見られている。また、反アサド派勢力の中で唯一アメリカその他の西側諸国と近いのはクルド民族派で、彼らはトルコ政権とは長年敵対的な状況を続けている。

 オーストラリア連邦は、中東派兵のオーストラリア国防軍を撤退させることはしないと語っている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 オーストラリア軍将兵は、イラク、アフガニスタンに600人を超える部隊が駐屯しており、作戦行動の他、現地治安部隊の訓練を行っている。

 スコット・モリソン連邦首相は、「ISの粘り強さと回復力をよく認識しなければならない。また、アメリカ政府とは緊密に連絡を取っている。アメリカ政府の建てている計画に積極的に関わり、常にアメリカ政府の考えや計画に敏速に対応していかなければならない」と語っている。

 12月23日、イラクのバグダッドに近いタジ軍事施設の豪軍兵士の視察から帰国したモリソン首相は、キリビリ・ハウスで記者会見を行い、中東での豪軍の計画を明らかにした。

 モリソン首相は、「アル・カイダであろうと、デーシュであろうと、ジェマア・イスラミアであろうとその他の暴力的過激派であろうと、オーストラリアに害をなそうとするなら我が国政府は断固害を防ぐ。この点で豪政府は常に前向きに対処してきた。我が国政府は常に他国政府を牽引してきた」と語った。
■ソース
Australian troops to stay in Middle East despite US pullout: Morrison

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