連邦総督事務所、予算増額を要求

ピーター・コスグローブ氏職務多忙で毎年支出超過

 12月31日、連邦総督事務所は、連邦総督の職務が毎年多忙になっており、そのために年ごとに支出が予算超過している、として連邦政府の総督事務所予算増額を要求している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 同事務所は、「8年間、支出が予算を超過している。予算増額がなければ連邦総督の名誉が底名割ることにもなる」としている。

 連邦総督多忙化の原因として、オーストラリア受勲申請者が急激に増えていることを挙げており、事務所職員がスコット・モリソン連邦首相事務室やマシアス・コーマン財相らとも予算増額について話し合っている。

 2018年度の連邦総督事務所予算は1,500万ドルだったが、支出は$332,000超過しており、財務省が予算問題を指摘していた。

 また、連邦総督事務所が予算内で運営されていたのはクエンティン・ブライス氏が連邦総督を務めていた2010年度までだった。

 それ以後、コスグローブ連邦総督になってからは毎年予算超過になっており、それ以降、2014年度は$204,262の支出超過、2015年度は最悪で$376,000の支出超過と続き、支出超過総額は250万ドルに達している。

 同事務所職員が連邦議会上院予算委員会の席で労働党議員の質問に対して証言したところでは、連邦総督の公式行事は33%超も増えており、また、オーストラリア叙勲候補者は70%以上も増えている。予算増額がなければ格式を持った総督の行為が難しくなっていると述べている。

 また、2018年度には、コスグローブ連邦総督と職員は、キャンベラの総督邸とシドニーの総督邸において、122回の公式行事を行っており、出席行事は595回、総督訪問は259回、100歳誕生日などの記念行事は15,000回を超えている。

 また、海外訪問は8回。学童の総督邸訪問は25,000回に上っている。また、2018年には18,188人の叙勲候補者の過去調査と叙勲準備作業を行っている。

 総勢80人の連邦総督事務所の任務は連邦総督を支える仕事の他、資産価値推定1億3,840万ドルの2つの連邦総督公邸の維持がある。
■ソース
Governor-General pleads for more cash to do his job after budget blowout

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