WA州の伊勢エビ漁師達、余分の収穫を独占

消費者保護の特例を悪用と見直し報告書

 WA州では、州の消費者にロブスターが適正価格で出回るよう、ウエスタン・ロック・ロブスターの水揚げ割当量の他に追加水揚げ割り当て量が特例で定められている。ところが、この追加水揚げ割当量が州内の消費市場に送られず、ロブスター漁師が個人消費に回してしまっているとの報告がこの追加水揚げ割当制度見直しで発表された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この漁師の個人消費に回される追加水揚げ割当量はこの制度の下での全水揚げ量の27%にも達している。

 WA州政府はロック・ロブスター水産業界の刷新を計画しているが、これに対して同業界は激しく抵抗している。そのさなか、ロック・ロブスター水揚げ割当量追加を規定した制度、Local Lobster Program (LLP)見直しが行われていた、その報告書が提出発表された。報告書はLLPの効果について疑義を呈し、また、全水揚げ量の27%が漁師の個人消費に充てられているとする業界にとっては厳しいデータを挙げている。

 LLPでは、ロブスター漁師は通常の割当量に追加する量が認められているが、生産量を地元民の消費に回すことを条件としている。たとえば、漁師1人あたり、ロブスターを割当量以外に100匹余分に捕獲することができるとしており、LLP支持者は、「クリスマスやイースター時にロブスターが豊富に出回るようにするために必要」としている。

 しかし、州水産省は、「この制度はWA州にはほとんど何の利益ももたらさない」としている。
■ソース
Extra rock lobsters caught for WA public were kept by fishers to eat themselves, review finds

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