ハンソン政党、米銃砲団体に政治献金無心する

アラブ・メディアがおとり団体つくり、隠しカメラで盗撮

 QLD州のラジオ・パーソナリティ時代から何度も奇妙なところで名前を出すジェームズ・アシュビー氏はポーリン・ハンソンのワン・ネーション党で顧問格にあるが、党幹部のスティーブ・ディクソン氏とアメリカに渡り、米の銃砲団体に、「オーストラリアの銃砲規制法を緩和できる」として、政治献金を無心する場面がアラブ・メディアのアル・ジャジーラに捉えられていた。

 その間もなく後でハンソン連邦上院議員は、外国人の政治献金を禁じる法案に賛成している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 アル・ジャジーラの調査取材内容はまだ放送されていないが、3月26日に番組予告が公開され、オーストラリアの連邦政治家いずれもがハンソン議員とワン・ネーション党の銃規制と外国人政治献金に関する立場を詰問する発言をしている。

 アル・ジャジーラはおとりの銃砲愛好者団体「オーストラリア銃砲権(GRA)」をつくり、ワン・ネーション党の幹部2人と接触、アメリカの全米ライフル協会(NRA)と会合を開き、ビデオ隠し撮りしている。そのビデオで党幹部2人が、オーストラリアの銃規制法を緩和させることを約束し、NRAに何百万ドルもの政治献金を求めている。

 ビデオの中でNRA代表と会談したワン・ネーション党の幹部2人は、「我々は政府のきんたまを握っている」と発言しており、NRA代表は大量射殺事件が起きた場合に銃砲規制派にどう対応すべきかを2人に伝授している。

 ハンソン党首はアシュビー氏らに同行していないが2人の意図は了承していたと伝えられている。また、同党がNRAから政治献金を受けたという証拠は挙がっていない。

 アメリカでのできごとから間もなくしてオーストラリアの連邦議会では、ごく小額の寄付金を除いて外国人・外国団体からの政治献金を禁じる法案が通過しており、ハンソン上院議員も賛成票を投じている。

 アル・ジャジーラの番組の第一回がABC放送で放映されると保守連合、労働、緑各党がワン・ネーション党の立場を詰問する発言をしており、一方、ワン・ネーション党も声明を発表、「アル・ジャジーラは5月選挙を狙って選挙に干渉した」として、アル・ジャジーラを警察と国内情報機関のASIOに訴えたことを明らかにした。
■ソース
Pauline Hanson and One Nation slammed over foreign funding and gun law revelations

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