シドニー都市圏でレベル2の上水道使用制限

12月10日より10年ぶりの厳しい制限と監視

 シドニー都市圏の水源ダムはいずれも水位が眼に見えて下がってきており、水道局は遂に全域にレベル2の上水道使用制限を発令していたが、12月10日をもってこの制限が発効している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 レベル2水使用制限が適用されるのはシドニー都市圏、ブルーマウンテン、イラワラの両地域。

 レベル2の制限では庭や芝生への撒水は午前10時から午後4時まではどんなタイプのホースも使用が禁止され、バケツまたはジョウロに限られる。また、「スマート撒水システム」や「潅漑システム」と呼ばれるタイプは1日の使用時間が15分と限られている。

 前回のレベル2上水道使用制限は、2004年の「ミレニアム旱魃」の時で、今回は既に2件の違反罰金通告と120件を超える警告書を発行している。

 また、洗車はホースを使ってはならず、バケツを使用すること。ただし、民間有料洗車場は洗浄水のリサイクリングを行っており、この洗車場を利用することに制限はない。

 プールやスパの水の追加は1日に15分と制限されており、しかもトリガー・ノズル・ホースを用いなければならない。6月のレベル1の上水道使用制限では、庭の撒水は特定時間帯ならトリガー・ノズル・ホースの使用可だった。また、洗車、プール水の追加も制限が緩かった。

 NSW州政府のメリンダ・ペイビー水資源大臣は、「レベル1の使用制限でシドニー地域の水消費量は10%減ったが、降雨量が圧倒的に少ないため、制限を強化する他なくなった」と語っている。

 ダムの水位が53%まで下がった時にレベル1制限が発令されたが、現在の水位は45%にまで下がっている。

 レベル3の制限は2005年中期から2009年中期まで実施された。

 制限令違反は民家の場合は$220、事業所の場合には$550の罰金が科せられる。
■ソース
Level two water restrictions for Sydney: What they mean for you

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