モリソン連邦首相の気候変動・ブッシュファイア政策

ABC放送デビッド・スピアーズ・インタビューで語る

 1月12日付ABC放送の番組「Insiders」に出演したスコット・モリソン連邦首相は、番組ホストのデビッド・スピアーズの質問に答え、「あの時点でハワイに行くべきではなかった」と語り、さらに、気候変動、ブッシュファイア対策としていくつもの政策を考えていると語った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 30分のインタビューで、スピアーズは、「モリソン政府はブッシュファイアが始まる以前から出されていた警告に耳を貸し、もっと充分に備えておくべきだったと思わないか? また、オーストラリアは寄港変動対策にもっとできることがあるのではないか?」などの質問をした。

 モリソン首相が、NSW州南部海岸コバーゴの町で被災者に握手を拒まれるとそのまま背を向けて立ち去ったところがテレビでニュースとして流され、批判を受けている。これに対しても、「もっと違うやり方があったと反省している」と語った。

 さらに、今回のブッシュファイア被災に対する特別調査委員会を設立する考えを閣議に諮る。しかし、その問題は州や準州とも協議しなければならないだろうと語っている。

 また、保守連合政権の現在の目標値は、2030年までに二酸化炭素排出量を2005年の水準から26%ないし28%削減することになっているが、この目標に変更もあり得るか、との質問に対して、政府の目標値を達成し、それを上回る成果を出すため、不断に政策を変更していくと答えたが、さらに、「我が国の国民経済の利害と社会的利害をバランスさせた政策が必要だ」としている。

 これまで、保守連合政権はここまでの二酸化炭素排出量削減への努力を示しておらず、これもブッシュファイアの広がりと激しさで一般国民が危機感を募らせており、保守連合政権がプレッシャーを感じていることを示していると評価されている。
■ソース
Scott Morrison says he shouldn’t have gone to Hawaii, and other moments from the David Speers interview on the fires

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