ディ・ナタリ連邦緑の党党首辞任、政界引退も

バント連邦下院議員が党首候補に名乗り

 リチャード・ディ・ナタリ緑の党連邦議会上院議員は連邦緑の党党首辞任を発表した。5年近く連邦緑の党を率いてきた。また、年内で政界引退する意図も明らかにしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2015年、クリスティーン・ミルン前党首から引き継いで党首に選ばれたディ・ナタリ党首は、幾度かの内紛などの危機を乗り越えて緑の党をまとめてきたが、今回、家庭を理由に党首を辞任し、VIC州緑の党党内で議席を引き継ぐ候補者が決まれば連邦議員を辞職する考え。

 ディ・ナタリ党首は、「軽々しく決めることはできなかった。このような素晴らしい運動を5年間指揮してきたことは自分にとって生涯最大の名誉だった。しかし、子供達も9歳と11歳になり、これまでいつも忙しく、疲れ切っており、しかも時には不機嫌な政治家としての父親しか知らない。子供達はどんどん成長しており、少しは彼らと過ごす時間を持ちたい」と語っている。

 ディ・ナタリ氏は20代でオージー・ルール二軍選手、その後は医師としてGPを務めた経験を持ち、2010年総選挙でVIC州から上院に当選、保健スポークスマン、スポーツ、多文化などの党スポークスマンを手かげてきた。

 昨年には膝の手術のため議会を休んだこともあり、その期間に将来を考えるようになった。ひとたび次期選挙で公認選に立たつ気のないことに気づくと、政界引退そのものを考えるようになった。

 「人生でもっとも難しい決断だったが、良い時機だと思う」と語っている。

 ディ・ナタリ党首の下では、QLD州選出のラリッサ・ウォーターズ上院議員とVIC州メルボルンの選挙区選出、アダム・バント下院議員が共に副党首を務めており、バント議員は党首選に立つ意欲を明らかにしており、一方、ウォーターズ議員は副党首に立候補する意図を明らかにしている。
■ソース
Richard Di Natale resigns as Greens leader and plans to quit federal politics

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