ジョイス元国民党党首、返り咲きに意欲満々

マッケンジー副党首辞任後の党指導部再編

 連邦政権で農相を務めていたブリジット・マッケンジー連邦国民党副党首は、首相内閣府事務次官の調査で、スポーツ助成金不正交付疑惑で助成金の不正交付ではなく、自分が加盟する射撃クラブへの助成金交付に際して自分のメンバーシップを申告していなかったことで大臣行動基準に反したとされ、農相と国民党副党首の席を辞任した。

 副党首の空席を受けて国民党指導部再編が始まるが、早速、バーナビー・ジョイス前党首が後継者のマイケル・マコーマック現党首に挑戦する意図を明らかにしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 奇矯な発言で知られるジョイス前党首兼連邦副首相は連邦農相を務めていたが、前夫人との結婚期間中に連邦議会内の自分の事務室の職員と関係を結び、忠告に従って職員を他の議員の事務室に配置転換したが、妊娠している職員の臨月が近づいてこれをメディアが報道するなどしてスキャンダルに発展した。そのため、ジョイス氏は大臣職と党首の座を辞任している。その後も、「議員報酬では2つの家族を養うことができない」と苦情を漏らすなど奇矯な発言は続いている。

 連邦国民党副党首選びは2月4日に行われるが、ジョイス氏は、「もし党首・副党首選になるなら、党首に立候補するつもりがある」と発言している。

 ABC放送によると、国民党バックベンチのリュー・オブライエン議員が国民党両党首選を要求する動議を出す考えと伝えているが、党議員会議で過半数の賛成を得なければならない。

 マコーマック氏自身は党首続投と考えており、ジョイス氏の挑戦をまったく耳にしておらず、「両党首選挙になればだろうが、今回は空席になった副党首を決めるだけで党首選びは予定にない」と語っている。

 副党首候補にはデビッド・リトルプラウド水源大臣、QLD州のキース・ピット議員、NSW州のデビッド・ギレスピー議員が意図を明らかにしており、ミシェル・ランドリー議員、マット・キャナバン資源相は副党首選には出ないとしている。ただし、キャナバン上院議員は院内幹事を務める予定。
■ソース
Barnaby Joyce says he will challenge Michael McCormack for Nationals leadership if spill declared

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