COVID-19の脅威衰えず、政府は入国制限維持

中国本土からの旅行者の入国禁止1週間延長

 新型コロナウィルス(COVID-19)陽性患者発生がまだまだ続いており、死者数も増えていることから、連邦政府は中国本土からの旅行者の入国制限をさらに1週間延長すると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これまで有効だった入国制限は2月15日に満了する予定になっており、2月13日付でスコット・モリソン連邦首相が制限延長を発表し、今後1週間ごとに検討するとしている。

 13日午後、連邦政府の国家安全保障委員会が開かれ、保健省職員からの説明の後、これまでの14日間の入国制限の1週間延長を決めた。

 この入国制限は、中国本土からの旅行者のうち、オーストラリア国籍者とオーストラリア永住権保持者を除くすべての者のオーストラリア入国を禁止するものとなっている。

 外務貿易省(DFAT)は、オーストラリア国民に対して、中国渡航をしないよう勧告しており、中国本土から帰ってきたオーストラリア国籍者と永住権保持者は14日間の自宅隔離を指示されている。

 モリソン首相は、「政府はこの決定を軽々しく考えていない。この決定による様々な支障や経済に与える影響についてよく認識している。しかし、オーストラリアと同じように中国本土からの旅行者に対して何らかの制限をしている国は57か国ある。政府はオーストラリア国民を保護するために全力を尽くしている」と語った。

 オーストラリア国内のCOVID-19感染者総数は15人にとどまっており、そのうち5人はすでに回復している。15人のいずれもが湖北省に入ったことがあるか、それとも湖北省から来た者と接触している。旅行制限を始めて以来、中国から戻ってきた国民、永住権保持者から感染患者は出ていない」と語っている。

 ただし、横浜港に入港して隔離されているクルーズ船、ダイアモンド・プリンセスから40人の感染患者が出ており、そのうち4人がオーストラリア人で、これは15人とは別に数えられている。

 メルボルンの免疫学者、エリカ・クレトニー氏は、父親のエドガー・クラソフスキス氏はダイアモンド・プリンセス内で陽性と判定され、日本の病院に収容されたが、船からも病院からも日本当局からも豪大使館からも情報がないため、父親の所在がつかめないと案じている。
■ソース
Coronavirus threat prompts Federal Government to extend mainland China travel ban

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