NSW州も使い捨てプラスチック買い物袋禁止に

ただし、一般の意見を聞いてから州政権が決定

 オーストラリア国内で使い捨てのプラスチック買い物袋禁止措置がほとんどの州、準州に広まっていたが最後まで抵抗していたNSW州もようやく禁止に向かう考えを明らかにした。

 ただし、グラディス・ベレジクリアン州政権は、社会の各界からフィードバックを求めてから決めるとしており、禁止措置は遅ければ1年先になる見込み。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 3月8日、ベレジクリアン州首相とマット・キーン環境相が、クィーンずく利府・サーフ・ライフセービング・クラブでプラスチック使用と廃棄物との削減を目指す討議資料を発表した。

 州政府はフィードバックに基づいて法案を作成し、2020年末までに議会に提出見込み。また、プラスチック袋は法案成立後半年まで段階的に禁止される。

 ベレジクリアン州首相は、「わが政府のプラスチック政策と廃棄物戦略は、廃棄物削減、リサイクル最大化、環境保護の分野でNSW州をリーダー格に据えることになるだろう。しかし、政府は州民を驚かせる結果になることは望んでおらず、州民が政策に意見を反映できるよう十分な時間を設け、協議期間が終わってから前進することを考えている。他の州はこの政策を実施しているが、この討議資料が政府全体、プラスチックすべてを包含しているところが他州の例とは異なる」と語っている。

 また、「段階的削減で企業が適応する時間を設け、持続性ある代替品の供給を確保するまで待つことが不可欠だ」としている。

 しかし、NSW州議会野党労働党のケート・ワシントン環境スポークスーマンは、「ベレジクリアン政府は、使い捨てプラスチック買い物袋禁止の法制を労働党が上程した時には繰り返し妨害してきた。ぐずぐずと何もしないまま協議と報告書を繰り返すだけではないか。こうやってまた1年をムダに費やすのだろう」と批判している。
■ソース
NSW to join all other states in banning single-use plastic bags

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る