500人以上の大きな集まりを禁止、渡航勧告も

コロナウイルス食い止め措置を16日から適用

 オーストラリア国内のコロナウイルスの広がりはもはや避けられず、広がりを遅らせることに主眼が置かれるようになったことで、スコット・モリソン連邦政府がいくつかの措置を発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 3月16日より当面の間、500人以上が集まる不要不急のイベントは禁止される他、国民に対しては海外渡航の予定があれば考え直すよう勧告が出されている。

 大規模イベント禁止措置は連邦政府のブレンダン・マーフィ主席医務官から連邦、州、準州の出席する政府間協議会(COAG)に勧告が出されていたもので、一方、不要不急の海外渡航を見合わせるようにというのは勧告にとどまっている。また、500人以上の集まるイベントには学校、大学、公共交通機関、空港、議会などは含まれていない。

 モリソン連邦首相は、「この措置は予防措置であり、疫病の広がりを遅らせることで、万が一、コロナウイルスに感染した場合でも直ちに医療機関で治療が受けられるよう確保するためだ」と語っている。

 また、教会などについても、「行事の回数を増やすなどして一時に500人以上が集まらないように配慮することが必要になるだろう」と語っている。

 さらに海外渡航についても、「オーストラリア国民には目的地、年齢、健康状態を問わず、この時期に海外渡航する必要があるのかどうか熟慮していただきたい。もし、旅行が重要なものでなければ今行くことが適切かどうか慎重に考えていただきたい」としている。

 マーフィ主席医務官は、「感染者が急増する前に早めに手を打っておくことが肝要だ」としており、WA州のベテラン医師も、「すべての学校を今すぐ休校し、感染を防ぐべきだ。また、同僚医療従事者が感染を避け、健康を維持することを望んでいる」と語っている。

 フットボールも16日からの開催が危ぶまれているが、モリソン連邦首相とアンソニー・アルバネージ野党労働党党首は、週末のフットボールは必ず見に行くと言明している。
■ソース
Gatherings of more than 500 people to be cancelled, Australians urged not to travel overseas amid coronavirus fears

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