NSW州のコロナウイルス死者5人に

シドニー市、ジム、プールを閉鎖

 NSW州は17日以後、コロナウイルス感染者が24時間で57人増えて267人に、死者は17日夜に86歳の男性が死亡し、5人になった。連邦政府は500人を超える屋外イベントおよび100人を超える屋内イベントの禁止を発表した。また、シドニー市は、不要不急のイベントをすべてキャンセルまたは延期し、市内のジム、プールの閉鎖を決定した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州のケリー・チャント主席医務官は、「感染者が急激に増えているのは検査件数が増えているためだ。すでに25,000人の検査を終えており、毎日多数の検査を進めている。さらに、イギリス、ヨーロッパ大陸、アメリカなどからの帰国者が増えていることも感染者増加の原因になっている。これまで帰国感染者はイラン、韓国、香港からの帰国者だった」と語っている。

 さらに、保健当局は、コロナウイルス感染患者と接触のあった人々を追跡し、自主隔離や感染症状監視を促しているが、感染者の増大に従って、感染経路がつかめない感染者も増えており、感染の広がりを追跡することが困難になってきている」と語っている。

 また、これまで市中感染率が低かったのは州が積極的に検査希望に応じてきたからだと語っている。

 ジムと水泳プールの閉鎖は3月20日から4月3日までで、その他に図書館、コミュニティ・センターの開館時間も制限される。

 また、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「学校はこのまま授業を続ける」というスコット・モリソン連邦首相の方針を支持しており、「子供が学校で保菌者と接触し、ウイルスを持って帰ってくるのではないか」という保護者の懸念に対して、「子供が少しでも不調を訴えれば、これまでとは違ってどんなに軽くても学校を休ませてほしい」と語っている。

 モリソン首相は、シンガポールでは学校閉鎖をしなかったが感染率が上がらなかったことを根拠にしている。
■ソース
Coronavirus deaths in NSW rise to five as City of Sydney closes gyms, pools

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る