「コロナウイルス防止に検査対象基準拡大を」

政府、国家専門家パネルの勧告を受け入れる

 連邦政府は、国家コロナウイルス対策専門家パネルの勧告を受け入れ、検査を受けられる基準を拡大し、特定職業その他の条件の人で発熱、急性呼吸器系感染の人も受けられるようになる。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 まずヘルス、高齢者、在宅のケア介護士すべてが検査を受けられるようになった。さらに、地元保健局当局が指定する市中感染の頻度が高い地区の住民も検査を受けられるようになる。

 これまでに2件以上の感染症例で高リスクと考えられている条件として高齢者および在宅介護士、郡部および遠隔地のアボリジニ・トーレス諸島人コミュニティ、拘置所、刑務所、寄宿学校、住み込み宿泊施設のある軍基地などがある。また、3月25日、全国閣僚会議は、原因不明の熱と急性呼吸器系症状のある病院患者も担当医師の判断で検査を受けられるようになる。

 また、州、準州も、将来的には能力のある範囲内において独自に検査基準を決めることができる。

 スコット・モリソン連邦首相は、「対策の強化で、迅速な検査と感染源の追跡を助けて感染症伝播を遅らせれば人命を救うことになる。少しでも時間を稼ぐことができれば医療施設も感染症に備えることができる」と語っている。

 グレッグ・ハント連邦保健相は、「我が国は人口比で検査件数がもっとも多い国の一つだが、興味深いことに陽性患者がもっとも少ない国の一つでもある。それは我が国の検査体制が社会の広い範囲を対象にしていると言うことだ」と語っている。

 また、州、準州レベルでも、コロナウイルスと判定された個人の自己隔離について、公衆衛生の指示を全国統一することで合意があった。
■ソース
Testing for COVID-19 to be expanded in a bid to ‘save Australian lives’

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