モリソン首相のコロナウイルス対策記者会見 1

「疫病は制圧段階だが市中感染が気がかり」

 4月3日、スコット・モリソン連邦首相は、朝に開かれた全国閣僚会議の後、最新のコロナウイルス対策の概要を発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この日も、モリソン首相はブレンダン・マーフィ主席医務官と2人で記者会見を開き、「会議は新しい段階に入った。コロナウイルスの広がりを防ぐためにデータと対策を再検討している。今日の閣僚会議は疫病制圧段階に入った」と語っている。

 また、「この、ウイルスを管理下に置く段階はしばらく続くと予想しなければならない。その後には回復段階もあるが、現在のところは制圧と同時に出口も検討しなければならない。ただし、まだまだ先のことであり、現在はウイルスを抑え込むために息を抜くことはできない。対策、制限、支援策もすべて長期的なものではなければならない。国民の生活に対する制限も長期に耐えられるものでなければならず、常に全国閣僚会議で、国全体の反応を把握し、検討することが重要だ」と語っている。

 マーフィ連邦主席医務官は、「オーストラリアの検査体制はおそらく世界でも最高水準だ。検査で把握されていない感染者がいることは確かだが、国内発生の規模についてはかなりのところまで把握できている。海外で感染して持ち帰ってきた人々への対策もあるがそれもコントロールできている」と語っている。

 ただしとして、「現段階で気がかりなのは市中感染の問題だ。シドニーには300人、メルボルンに60人、ブリスベンに30人ほどがいる。ウイルスに感染していたり、潜伏期間中だったりしながら自分で気づいていない人がそれだけいるということだ。だからこそ社会的距離対策を導入した。現在の推移は非常に希望が持てるが気を緩めることはできない。市中感染はゆっくりとではあるが徐々に拡大しており、私たちはこの市中感染を抑え込まなければならない。しかし、社会的距離という対策は他の様々な対策と組み合わさって人命を救い、同時に経済を救うことになるはずだ」と語っている。

 現在、検査対象の陽性率は2%程度。
■ソース
Scott Morrison gave a rundown of the latest coronavirus measures after today’s National Cabinet meeting. Here’s what he said

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