NSW州政府美術担当大臣辞任を発表

イースターの外出自粛中に別荘で過ごし、罰金処分

 コロナウイルス蔓延を防ぐため、オーストラリア全土が封鎖状態になっており、「国民は自宅待機し、不要不急の外出を自粛する」ことが罰則付きで実施されている。警察官の検問で正当な外出理由と認められなければ$1,000の罰金通告書も渡される。

 そんなおり、NSW州政府のドン・ハーウィン美術担当大臣が自宅を離れ、ビーチハウスに居ることが明らかになり、グラディス・ベレジクリアン州首相から呼び返され、警察からも$1,000の罰金を言い渡されていたが、4月10日には大臣職を辞任したことが報道された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ハーウィン氏は、中部海岸地域の別荘に滞在中を写真に撮られ、公開されたが、氏自身は、「自宅から別荘への移動は規制の始まる前だった」と反論しており、また、別荘を主な居住地にするつもりだったともしている。

 ミック・フラー州警察長官は、「誰であっても法律には従わなければならない。ハーウィン氏には公衆衛生命令違反で罰金を言い渡した」と語っている。

 ハーウィン氏は、「自分の行為が大きな問題になったことを後悔しているが、公衆衛生命令には従っていたつもりだ」とも反論している。

 さらに、「しかし、州政府はコロナウイルス危機と取り組まなければならない時であり、自分の問題が政府の妨げになることは望まない」として、ベレジクリアン州首相に辞表を提出したことを発表した。

 ベレジクリアン州首相は、「ハーウィン氏の辞表は適切だと思う。政府は州民に、コロナウイルスと戦うために大きな犠牲を求めている。大臣がそれを裏切るようなことがあってはならない」と語った。
■ソース
NSW Arts Minister Don Harwin resigns after visiting holiday home in breach of coronavirus lockdown rules

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