マーフィ主席医務官、TAS州病院職員非難撤回

「噂に反応したが、事実関係不明」 警察が捜査に

 TAS州北西部の2病院でコロナウイルス陽性患者が発生し、病院は閉鎖で洗浄消毒、職員ら5000人が2週間の隔離という事態になり、ブレンダン・マーフィ連邦主席医務官が、「病院職員が違法なディナー・パーティに参加していた」とラジオで発言、病院職員を非難した。しかし、その後に、「関係筋に問い合わせたが、違法ディナー・パーティがあったという事実関係は不明だった」と前言を撤回した。現在は警察が事実関係を捜査中。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 4月14日朝、マーフィ医務官は、ニュージーランド(NZ)の議会調査委員会(NZ議会は一院制)に対して、「州北西部の北西地域病院職員やバーニーのコロナウイルス・クラスターのほとんどの感染者がディナー・パーティに出席していた」と発言した。

 この非難に対して、ピーター・グットウィンTAS州首相がマーフィ教授に、「コメントは根拠のない噂に乗った発言」と反論した。

 後にマーフィ教授が声明を発表し、「関係筋に問い合わせてみたが、ディナー・パーティの事実は確かめられなかった。最初の調査でパーティがあったという可能性が言われていたが、現在では、パーティがあったという主張はかなりあやふやになっている」と述べている。

 TAS州の陽性者150人のうち、66人がこの州北西部の2病院に関係しており、職員とその家族ら5,000人が14日間の隔離という事態になっている。

 グットウィン州首相は、「パーティがあったとすれば社会的距離規則違反であり、警察がパーティの事実関係を捜査中だ。誰がそのような情報を流したのかさえはっきりしないが、その内容が重大なだけに調査せずにおくことはできない」と語っている。

■ソース
Chief Medical Officer Brendan Murphy takes back claim hospital staff at ‘illegal dinner party’ before Tasmanian coronavirus outbreak

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