「環タスマン海バブルで両国間国境緩和も」

NZ外相の誘いに豪政府はつれない態度

 4月16日、ニュージーランド(NZ)の外相が、「ニュージーランドとオーストラリアは世界の他の地域から隔離された『環タスマン海バブル』にある。両国にはコロナウイルスはほとんど存在しない。今後両国の間でだけ国境を開放すれば両国の観光産業にも刺激になるのではないか」と発言したが、オーストラリア連邦政府は、「考えてもいない」とつれない態度を示している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 両国はかなり厳しい国境封鎖を行っており、すべての入帰国者に2週間の自己隔離期間を課している。NZのコロナウイルス感染者数は1,400人を少し超えた程度で、一方、オーストラリアも入帰国者が極端に減っていることから新陽性者の発生が急減しており、現在は市中感染の根絶に向けて力点を移している。

 NZ政府のウィンストン・ピーターズ外相は、「両国がこのままコロナウイルス蔓延を抑制することができれば他の世界より先にオーストラリアにだけ国境を開放することも考えられる。私が言っているだけでなく、現実にその方向で検討もしている」と語っている。

 これに対してスコット・モリソン連邦首相は、「これからもニュージーランドとは密接に協力を続けるつもりだが、オーストラリアの国境政策を変更することを積極的に考えてはいない。ニュージーランド側が熱心なのは分かっているがそれだけのことだ」と語っている。

 ジャシンダ・アーダーンNZ首相は、シンガポールとも相互に門戸を開くことも話し合ったが、両国がウイルスを完全に征圧したと自信が持てるまでは政策変更はないと語っている。
■ソース
Australia ‘not contemplating’ coronavirus border change despite NZ flagging possible easing of restrictions

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る