不調のまま数回の当番に出勤した職員から感染
シドニー都市圏西端、ペンリス市カデンズ地区のアングリケア・シドニーが経営するナーシング・ホーム、ニューマーチ・ハウスでコロナウイルス感染が多発しており、これまでに入居者3人が亡くなっている。
NSW州のコロナウイルス死者は31人になった。
ABC放送(電子版)が伝えた。
感染源は、感染していた女性職員で症状に気づいたまま6日間出勤しており、検査で陽性と判定され、同ナーシング・ホームの感染クラスターの感染源になっていたことを知って愕然として憔悴しきっていると伝えられている。これまでに入居者、職員合わせて41人が感染している。
92歳の女性入居者が検査で陽性と判定されており、21日朝に亡くなった。これまでにも先週末に93歳と94歳の男性入居者が亡くなっている。
先週、アングリケアは、「ニューマーチ・ハウスでは入居者が隔離状態になっており、職員は個人防護具(PPE)を着用していると発表している。
NSW州政府のブラッド・ハザード保健相は、「このような問題について口を酸っぱくして言ってきたことだが、まだまだ体の不調を押して仕事に出かける人がいるようだ。繰り返すが、体の調子が悪ければ仕事に出ないでほしい」と語っている。
■ソース
Third coronavirus death at Newmarch House aged care facility in western Sydney