解禁直後の週末2日連続でビーチは雑踏状態

シドニー東郊は朝の2時間、柵を立てて入場制限

 4月25,26日の週末、シドニー東郊、ウェイバリー、ランドウィック両市のビーチは午前6時から午前9時までの間、運動目的に限って市民に開放されたが、両日とも大勢の市民が詰めかけ、1.5mの社会的距離も保てないほどの雑踏状態になり、両市やNSW州政府は再び砂浜を閉鎖することも視野に入れて検討している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 前日に続いて、「運動に限り開放」の条件を破って砂浜に寝転んだり、座り込む人も多く、ランドウィック市はすでに、「27日の朝の開放時間も再検討する」と発表している。

 市役所ではビーチの外側に柵をめぐらし、入り口と出口を設けて砂浜に入る人数を制限していたが、地元民からは、「むしろ入り口や出口に人だかりをつくってしまうだけではないか」との不安の声も挙がっている。
 27日午後、ブラッド・ハザードNSW州保健相は、「市民にビーチを利用してもらおうとする地元市役所の対策は適切だ。しかし、コロナウイルス感染の広がりを避けるためには社会的距離を実行することも大切だ。市役所が正しいことをしようとしているのに身勝手な人達がビーチをまるで自分達の裏庭のように思っている。お気の毒だが、ビーチはみんなが共同で使う場所だ。個人の身勝手は許されない」と語っている。

 ビーチ利用者の一人は、「水に入っている人は少なかったから社会的距離を取るのは簡単だが、砂浜は雑踏のようで社会的距離を取ることはむずかしい。しかも、柵の入り口あたりの外側にはぶらぶらしたり、写真を撮ったり、何をするでもなく入り口付近にたむろする人が大勢いて、ビーチに入ろうにも社会的距離を取って入り口を通ることも難しかった」と語っている。

 ウェイバリー市も、4月28日からボンダイ、ブロンテ、タマラマの各ビーチを午前7時から午後5時まで運動のために開放する予定にしている。ウェイバリー市もビーチ開放の条件を「運動のために限る」としており、水に入って泳ぎ、上がって乾かし、立ち去るということ以外の行為は認められない。
■ソース
Crowds hit Sydney beaches again, drawing more concerns about coronavirus social distancing

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