「家族友人訪問はいいが大がかりなパーティはだめ」

NSW州で徐々に社会規制緩和始まる

 4月28日、NSW州のベレジクリアン政府は、これまでのコロナウイルス対策社会規制を徐々に緩める予定で、その手始めとして、「成人2人が州内の家族や友人を訪問する旅行をしても構わない」と発表した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 NSW州内のクラスターとしてはルビー・プリンセスと並ぶ大規模な患者集団発生になったペンリス市の高齢者施設、アングリケア・ニューマーチ・ハウスで入居者が過去24時間で5人死亡している。

 この高齢者施設は感染した職員が数日出勤したことから感染者が続出、これまでに死者11人、感染者総数は53人にのぼっている。

 NSW州で社会規制が緩和されるのは5月1日からの予定で、家族でない成人2人が自分達の子供を連れて他の家族、友人を訪問することができるようになる。

 ただし、公共の場で3人以上が集まることは禁止が続く。

 ベレジクリアン州首相は、「子供達が教室に戻り、教師と対面で授業を受ける日も近づけ、5月11日から1週間に1日だけ学校に登校することから始めるが、政府は正常への復帰を急ぎたい」と語っている。

 さらに、「家族、友人を訪ねるのはいいが、社会的距離を保つことは忘れないで欲しい。これは大パーティを開いていいということではない。市民の多くは外出自粛に疲れていることと思う」と語っている。

 3月にジョン・バリラロ副州首相が、「まだ、ホリデーで郡部にいく時期ではない。家族や友人訪問に限ってもらいたい」と語っていた。

 州野党労働党のジョディ・マッケイ党首は、州政府の社会規制緩和を歓迎しながらも、「児童の授業復帰をするのなら子供の遊び場の解禁もしてほしい」と語っている。
■ソース
No time for ‘massive parties’ as adults free to visit family and friends across NSW

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