「JobSeekerを減額するのはきわめて冷酷」

ジャッキ・ランビーTAS選出議員が発言

 連邦議会上院の与野党バランスに乗って法案の成否を決める立場にあるTAS州選出のジャッキ・ランビー議員は、「コロナウイルス蔓延対策で失業者が増えている現在、増額されているJobSeeker給付額がウイルス蔓延終熄の段階で元の低い額に戻されるというのはきわめて冷酷な措置だ。ウイルス蔓延が過ぎても現在の額を維持すべきだ。政府は、増額の経済的利益に目をやるべきだ」と語った。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 臨時増額された現在のJobSeeker給付額は、失業率を10%とした場合、国家財政にとっては月間10億ドルから20億ドルの負担になる。しかし、有名エコノミストや社会福祉グループは、「増額を恒久的措置とするメリットは明らかだ。この負担増額率は必ずしも2倍にはならないが、2週間で$565を超える額になる」と主張している。

 ランビー議員は、「パンデミックのさなかに事業所の休業で収入を失った世帯を支援するためのJobSeeker給付増額だが、パンデミックが終わった途端に給付増額を停止するというのでは、パンデミック終了後も失業したままになる人々から2週間で$550を奪い取ることになり、きわめて冷酷な政府だという印象を与えるだろう」と語っている。

 これまでのNewstartに代わって、2020年からJobSeekerという名前になった制度は独身者の場合、2週間で$565.70、単親世帯の場合$612まで給付される。しかし、2020年3月にはスコット・モリソン連邦内閣がこのJobSeeker給付額を2倍近い額に引き上げた。

 ランビー議員は、「給付額がまた昔の水準に引き戻された後では受給者の生活はどうなるのか気がかりだ。JobSeekerなどへの追加支給額で受給者は一息つけたはずだ」と語っている。

 さらに、「増額はいいことだと思ったが、まさか政府がまた昔の額に引き戻すとは思ってもみなかった。ひどく浅ましく、冷酷なことだと思う。増額は受給者の生活も改善できるし、地元経済にも利益になっている」と語っている。

 デロイット・アクセス・エコノミクスのクリス・リチャードソン氏も失業手当の恒久的な増額を支持しており、2021/2022年に週$75増額するのには年間42億ドルが必要なだけ」と語っている。

 全豪社会福祉協議会では、JobSeeker支給増額を支持しており、将来、仕事を探す人にも大いに助けになる。また、この制度を、現在援助を受けられない海外からの労働移民にも適用してもらいたいと語っている。
■ソース
‘Pretty heartless’ to strip JobSeeker back, Lambie says as she calls for permanent rise

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