モリソン首相、NZ首相を全国閣僚会議に招聘

ビデオ会議で両国間の国境再開などの話し合い

 5月4日、スコット・モリソン連邦首相が5日の全国閣僚会議にニュージーランド(NZ)のジャシンダ・アーダーン首相を招聘したことが伝えられた。アーダーンNZ首相は、「タスマン海を挟んで両国の国境が開かれることは大きな利益になるだろう」と語り、会議参加の意を表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 アーダーン首相は、「コロナウイルス蔓延のさなか、タスマン海両岸の2国が世界に先駆けて交通が回復すれば双方にとって大きな利益になる」として、2020年後半の両国間交通再開を目指して交渉に熱が入ることになる。

 両国間交通再開の条件として、双方ともがコロナウイルス感染経路を確実に把握できるようになっていなければならない。そうすると、オーストラリアはウイルス感染追跡appを公開したが、NZはまだ済ませていない。

 NZ首相がオーストラリアの連邦、州、準州の首脳の会議に参加するのは歴史上初めてのことで、アーダーン首相はNZでの記者会見で、両国間の国際線復活は双方にとってウイルス後の経済回復の呼び水になるだろうと語っている。

 さらに、「これは観光部門だけでなく、両国間でビジネス目的の人間交流と貿易が回復に向かうことを意味する。これはNZにとっても大きな利益だが同じようにオーストラリアの利益にもなる」と語っている。

 ただし、アーダーン首相も、「今後2、3週間の間にフライトが再開する見込みは全くない」として、両国交通回復がいつになるかは語らなかった。

 また、「どちらにも国境再開を急ぐあまりにコロナウイルス制圧の成果を無にするつもりはあり得ない。もっとも、フライト規制を解除する時期についてはモリソン首相も私と同じ考えだろう」と語っている。

 5月4日、NZでは新陽性者は出ておらず、3月中期の初陽性者発生以後初めての記録になった。アシュリー・ブルームフィールドNZ保健局長は、「フライト再開の前に両国が互いの医療能力を信頼できなければならない」と語っている。
■ソース
Jacinda Ardern says travel with Australia amid coronavirus pandemic could have ‘huge advantages’

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