「副首相の中傷で政治は大きな過ちを犯している事に気づいた」

NSW州運輸相、エデン・モナロ補欠選挙出馬撤回

 連邦議会のマイク・ケリー労働党議員が健康を理由に任期途中で政界を引退したことを受けてNSW州南部海岸地域のエデン・モナロ選挙区の補欠選挙が行われることになったが、労働党はすでにベガ・バレー・シャイアのクリスティ・マクベイン郡長の擁立を決めている。

 一方、自由・国民保守連合は州政権のジョン・バリラロ副州首相が公認選に名乗りを挙げた後、出馬を取り消した。続いてアンドルー・コンスタンス州運輸相も公認選に名乗りを挙げたが翌日にはバリラロ副首相と同じように出馬を取り消している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 コンスタンス運輸相は、「今日のデーリー・テレグラフ紙でバリラロ副首相が私のことをc***(女性器の意味もあるが、罵倒語でいやな奴)と呼んでいるのを見て気持ちが変わった。バリラロの発言は許すが、オーストラリアの政治が腐敗していると気づいた」と語っている。

 さらに、「連邦議員を目指すより、自分のベガ選挙区のブッシュファイアからの復興に専念したい」と語った。

 また、「この国の政治が腐敗していると言ったのは政界にいる人達の一部がじっくりと考えるべきだということだ。ああいう発言を新聞の第一面で読むような時代になってしまったということだ。私がまだ連邦選挙に立候補してもいないのにc***呼ばわりされるということが政治が腐敗しているということだ」と語った。

 さらに、「バリラロも本気で使ったのではないと思う。その記事の発言で彼とじっくり話してもう済んだことだ。しかし、人々はこの手のことにもううんざりしているはずだ。私はうんざりしている」と語っている。

 また、「これから5週間の間、新聞の第一面のああいう記事にいちいち反論してられるか? できるわけない」と結んでいる。

 連邦選挙において、エデン=モナロ選挙区で議席を獲得すると政権の確保は間違いないといわれる。
■ソース
Andrew Constance says John Barilaro’s slur convinced him ‘politics was stuffed’ and not to run for Eden-Monaro

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