「近く大きな変化は見込めない」

金曜日の全国閣僚会議

 5月7日付ABC放送は、「8日に予定されている全国閣僚会議では、コロナウイルス後を目指したロードマップの編成にあたってすぐに現在の社会規制を緩和することは考えられない」と伝えている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 まず、会議ではすべての規制を一度に解除するのではなく、4週間ごとに少しずつ緩和していき、一つの緩和ごとに感染リスクに対してどのような結果をもたらすかを観察した上で次の緩和を実施するということになると考えられる。連邦、州、準州の首班は、計画性もなく規制を解除して、感染の第二波が押し寄せるような事態にならないよう慎重に考えている。

 ただし、専門家機関のAustralian Health Protection Principal Committee (AHPPC)のしっかりとした答申に基づき、国民が、今後何か月かの日程を理解できるよう明確な予定表を設定することが考えられる。

 社会的距離規則やシャットダウン措置を一つずつ緩和することで感染状況にどのような変化が起きるかを観察分析する「疫学的タイムフレーム」に沿って決定していくことになると予想される。

 なぜなら、一度に複数の規制緩和を実行するとどの緩和でどういう影響があったのかが把握できなくなるためだが、最終的にはそれぞれの州、準州内でどの規制を緩和するかは州、準州政府に決定権がある。とは言え、連邦全体で共通の枠組みで緩和を進めていかなければならないため、連邦、州、準州の政府は合意に基づいてプログラムを進めていくことになる。

 5月7日、グレッグ・ハント連邦保健相は、「全国閣僚会議の結果、明確なロード・マップが編成されるものと期待できる。私が期待しているのは、明確な段階を経た明確なロード・マップだ。その上で、各州、準州が独自に自分達の州、準州の状況を判断し、規制緩和に臨むことだ」と語っている。
■ソース
National Cabinet unlikely to make rapid changes on coronavirus restrictions when it meets on Friday

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