コロナウイルス関係アップデート -2-  6月3日

「オーストラリアはアジアと協力して経済回復復興を」

 NSW州ではコロナウイルス・パンデミックが始まって以来初めて、1週間1人も市中感染者が出なかった。先週5月26日以来の1週間で新陽性者は15人出たが、いずれも海外帰りでホテルに隔離されており、新しく感染者を出す危険はない。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州ではシドニー東郊のモリア・カレッジで10歳の生徒、ウェイバリー・カレッジで12歳の生徒1人がそれぞれ感染しており、いずれも学校を閉鎖して消毒作業を行っている。

 eSafetyコミッショナーに寄せられるインターネットなどで画像による性虐待行為の訴えが3月から5月までの期間に200%増えている。

 ジュリー・インマン=グラント・コミッショナーは、コロナウイルス外出自粛で閉じこもることの増えたことが大きな原因になっており、昔ながらの性を種にして脅す「セクストーション(性的脅迫)」もまた増えてきている。人々が直接顔を合わせず、親密な内容のテキスト・メッセージをやりとりしているうちに感情的に親しくなってしまい、犯罪被害者になるというケースだ。セクストーションの場合には、被害者のコンピュータに侵入して”情報を盗んだ。公開されたくなければ仮想通貨でいくら支払え”と脅迫するものだ」と語っている。

 コミッショナーの過去の調査では、オーストラリア国民の10人に1人が画像による性虐待の被害を受けており、とくに女性、LGBTQ、先住民族、障害者などが被害を受けやすい。

 オーストラリア国立大学(ANU)のAsian Bureau of Economic Researchのアダム・トリッグズ氏ら、著名エコノミスト、政治家、業界リーダーらのグループが、「コロナウイルス後のアジアの回復復興戦略」と題する報告書を発表し、オーストラリアはアジア諸国と協力してコロナウイルスからの経済回復と復興に努力すべきだとしている。

 この報告書では、「国際的な協力がなければ衛生危機が長引き、経済停滞も長期化する。オーストラリアは、中国、インド、日本、ASEAN10か国と協力し、金融、貿易、公衆衛生、食糧確保政策などで協同関係を築くべきだ」としている。
■ソース
Coronavirus Australia update: Australia surpasses 1.5 million test milestone, hydroxychloroquine study data audited

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