QLD大学の2年間の処分に被害者が「事実なし」

香港民主化支持学生が「イジメ」処分に控訴

 香港民主化運動支持派学生と中国共産党政権支持派が学内で衝突したQLD大学では、香港民主化運動支持活動家の学生を、「イジメ行為」を理由に処分したが、活動家学生が処分を不当として控訴している。また、控訴書に「イジメ」の被害者とされている学生の、「イジメの事実などなし。大学の処分の理由はお笑いぐさ」とする電子メールを添えている。

 ABC放送(電子版)が伝えている。

 「反中国政府活動家学生のドルー・パブロウ氏に脅された被害者」と、同氏を処分した大学側が処分の根拠として名指した人物が、「脅された事実はないし、自分の訴えというのもまったくのつくりごと」と述べた電子メールをパブロウ氏の弁護士に宛てて送っていた。弁護士が控訴書に添えて公開している。

 大学側はパブロウ氏に対して2年間の停学処分を科しており、6月5日には、大学評議員会が同氏の2年間の停学処分見直しを行うことになっていた。また、ピーター・バーギーズ学長も処罰の厳しさに懸念を表明している。

 パブロウ氏処分の理由として、186ページに及ぶ事件記録に11項目の「罪状」が挙げられており、反中国共産党活動の他に、複数の学生が「個人的なフェースブックで口の悪い意見のやりとりで嫌がらせ、イジメ、脅し、罵詈雑言を受けた」とされているが、被害者学生の一人が、匿名を条件に、トニー・モリス弁護士に宛てて、「私の知る限り、議論に加わっていた2人は大学に対して公式の訴えを起こしておらず、私もまったく起こしていない。事件記録に私が精神的苦痛を受けたとしているが、私に言わせればまったくのお笑いぐさだ。彼の書き方は彼特有の柄の悪さはあるが事件記録に述べられているような訴えはほとんどがでっち上げだ」としている。

 パブロウ氏に対する大学側の処分は「大学の行動規範に違反した」というものだが、その大部分は、パブロウ氏が学内で中国共産党批判活動をしていることを根拠しているというもので、大学側は、処分が言論の自由抑圧だという見解を否定しており、キャンパスの安全環境確保のためだとしている。パブロウ氏(20)は、哲学科の学生で、大学評議員会の学生メンバーでもある。

 オーストラリア国内の大学は中国人学生が多いことの他に中国人実業家らからの寄付も受け取っており、中国共産党政権の支配を受けているとの主張がしばしば起きている。QLD大学も20%が中国人留学生で、香港民主化支持派と中国共産党政権支持派の対立がしばしば報道された。
■ソース
‘Victim’ of University of Queensland student activist Drew Pavlou says charge is ‘laughable’ in email lodged as part of appeal

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