NSW州政府、学校休暇に向けて方針策定

隣州VIC州のコロナウイルス再蔓延拡大に

 間もなく学校休暇が始まるが、VIC州でコロナウイルス感染者が再び増えていることから、VIC州との間の人の移動でNSW州でも再び感染者が増える可能性があるとして、主席医務官と対策を話し合っている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 6月21日、ケリー・チャント主席医務官は、グラディス・ベレジクリアン州首相に状況を説明した。さらに、22日朝にも再び状況説明を加えることを明らかにしている。

 VIC州では4日続けて2桁の新陽性者が発生しており、アクティブな患者は121人になっている。

 一方、NSW州では21日午後4時までの24時間に新陽性者が5人発生しており、いずれも海外からの帰国者でホテル隔離している。

 ベレジクリアン州首相の広報担当官は、「州政府は今後もVIC州および全国のコロナウイルス発生状況の監視を続ける」と発表している。

 NSW州政府はこれまでも州境閉鎖をしておらず、すべて隣接州の州境閉鎖のみでベレジクリアン州首相が州境閉鎖に反対を続けてきた。

 一方、VIC州政府のブレット・サットン主席医務官は、他州で大勢の人と集まるのであれば、他州への旅行を控えるよう州民に呼びかけている。

 QLD州政府のスティーブン・マイルズ副州首相は、「VIC州の状況を考えれば州境閉鎖解除は無謀というものだ。州境閉鎖解除の日取りに関しては7月のコロナウイルス状況を観察して決める」と発表している。

 NSW州のニック・コーツワース副主席医務官は、「21日にAustralian Health Protection Principal Committeeでサットン教授から説明を聞く。ほとんどの人がコロナウイルスに免疫を持たない社会では、今VIC州で起きているように、時々、大発生やクラスター発生が起きることを見せつけている」と語った。

 VIC州は感染源の明らかでない市中感染が多いが、NSW州では圧倒的に海外からの帰国者の間の陽性が多い。
■ソース
NSW prepares for school holiday travel as COVID spikes in Victoria

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