NSW州政府、コロナウイルス社会規制強化を示唆

VIC州の新陽性急増で感染波及を警戒

 7月8日にはACTで新たに3人がコロナウイルス陽性と判定されたが、いずれもVIC州の大発生を感染源としていることが突き止められた。

 一方、メルボルン市のロックダウン、VIC・NSW州境閉鎖に続いて、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相が、7月9日に新たな社会規制を発表する考えを明らかにした。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 総合的な新しい社会規制は7月9日朝に発表されることになっているが、「大規模な内容ではないが、人々が集まることについてはさらに安全を図るため少し手直しする必要がある」と語っている。

 社会規制の大きな改定として、VIC州から戻ってきたNSW州民には14日間のホテル隔離を義務づけるが、これまでのホテル隔離と異なり、その経費を自己負担とすることになる。

 ベレジクリアン州首相は、「VIC州のコロナウイルス感染再発生がNSW州にも及んでくる危険は非常に大きい。州境周辺の住民はNSW州の他の地域への移動を極力避けてもらいたい」と呼びかけている。

 また、州政府のケリー・チャント主席医務官は、「過去24時間に8人が新たに陽性と判定された。そのうち7人はホテル隔離の帰国者だ。また、1人はシドニー地域南西部に住む30代の女性で、この陽性反応が最近の感染なのか古い感染なのかを判定するため、調査が続けられている。女性と濃厚接触があった者についてはリバプール病院の医療職員を含め、すでに隔離に入っている」と語った。

 さらに、「VIC州からNSW州に入った家族の10代の少年は、VIC州での検査で陰性と告知されていたが、NSW州入域時の検査で陽性と判定され、家族とともに州南部海岸のメリンビュラで隔離に入っている。家族はメルボルンのコロナウイルス・ホットスポット出身者ではない。その家族は7月4日にNSW州に入っており、タスラ・ホテルに投宿した。その日の同ホテルの宿泊者80人のリストですべて通知している」と語った。

 オルバリー・ウォドンガなど州境地域で職住が州境にまたがっている住民には州境通過許可証が発行されることになっているが、7月7日にオンライン通過許可証申請ウエブサイトが開いて間もなく申請が一挙に殺到したため、短時間で不調に陥り、処理がストップした。

 その後、7月7日24時以降に警察が5万件の申請の処理と許可証発行作業を続けている。
■ソース
‘Extremely high’ risk situation: Berejiklian flags further state-wide COVID-19 restrictions

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