VIC州、メルボルンの「マスク着用」指示で需要急増

有名小売店では再び数量制限実施も

 7月11日、VIC州は新陽性者が216人を数え、政府も「コロナウイルス蔓延はもっと悪くなってから収束に向かうだろう」と宣言している。

 また、ロックダウンに入っているメルボルン市では、「外出時に1.5mの社会的距離が取れない場合にはマスクを着用するよう」呼びかけており、マスクの需要が急増している。そのため、大手小売店などでは3月のパンデミック初期のようにマスクの販売数量制限を実施するところも出ている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 マスクは健康な人が患者から感染するのを防ぐより、患者が人に感染させるのを防ぐのに有効だが、メルボルン市では誰でも患者の可能性がある状態になっているため、誰でもマスクをした方がいい状況になっている。

 そのため、ハードウエア・ストア、スーパーマーケット、薬局などにマスクを求める買い物客が殺到している。ハードウエア・ストア・チェーンのバニングズでは1人10パックまでの販売制限を実施している。また、ケミスト・ウエアハウスでは、使い捨てのマスク10枚入りが$12.99、ウールワースでは50枚入りが$40で売られている。マイター10は、N95マスク5枚が$25、使い捨てマスク10枚が$15で売られている。

 ダニエル・アンドルーズ州首相も、「コロナウイルス蔓延が峠を越えた後もマスク着用が一般的になるだろう。再び規制を緩和するためにはマスク着用が条件になるだろう」と語っている。

 また、市民の間には早くから手製のマスクを患者に応対する医療従事者などに配る活動をしている人達もいる。カールトン地区在住のジュエラー、クララ・カリヤさんの場合、ウルグアイ沖合で患者多数が発生したクルーズ船に義父母が乗り合わせていたことから最初は無料で医療従事者に配っていたが、今では一般市民相手に1枚$15で販売しており、7月10日には100枚の注文が入っている。

 ジェニー・ミカコス保健相は、「政府が医療従事者用に3,200万枚のマスクを備蓄している。また、再使用可能マスクも国内メーカーに200万枚を注文している」と発表している。j

 ブレット・サットン州主席医務官は、「マスクは顔にぴったりと密着していること、特に鼻や顎の周りに隙間がないこと。ひもを耳や頭の後に回して固定できるようにすること」など正しいマスク着用法を呼びかけている。
ソース
Massive spike in demand for masks leads to sale restrictions

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