VIC州再び400人台を記録、死者も10人に

7人までは高齢者施設クラスターの入居者

 7月26日、ダニエル・アンドルーズVIC州首相は、新たに459人がコロナウイルス陽性と判定され、また、死者も10人を記録したと発表している。死者のうち7人はクラスターの発生した高齢者施設の入居者。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 VIC州ではコロナウイルスの猛烈な感染を抑制するため、パラメディック研修生、退職医療従事者、豪陸軍将兵も出動している。

 また、州警察は7月25日に始まったステージ3規制違反容疑に対して126件の違反罰金通告を発行、州政府もウイルスの被害を伝えるショック・キャンペーン宣伝で州民の警戒心をかき立てようとしている。

 死者10人のうち、40代から80代までの男性7人、70代、80代の女性3人で、同州の死者総数は71人となり、NSW州の総死者数を上回っている。アンドルーズ州首相は、7人は高齢者施設クラスターの犠牲者で、40代の男性はどのクラスターとも関連がないと語っている。

 VIC州ではメルボルン市とミッチェル・シャイアで公共の場でのマスク着用が義務づけられているが、何者かがマスク着用小売店の店員や警察官と言い争い、「マスクを着用を決めるのは自分の権利だ」と主張するビデオが何本かソーシャル・メディアに投稿されている。これに対して、アンドルーズVIC州首相は、「公共の場でのマスク着用義務は人権の問題ではない。拒否する人は身勝手なことを言っているだけだ。マスク着用がそんなに大変な要求だとは思わない」と語っている。

 126件の違反罰金通告のうち、17件は正当な理由なしにロックダウン区域を出ようとした違反、20件はマスク着用が義務づけられている条件でマスク不着用だった違反が挙げられている。

 また、非番のパラメディックスやパラメディックス・コース3年生、合わせて200人ほどが陽性者の接触追跡に協力して作業を進めている。また、7月27日からは豪陸軍将兵20人がVIC州救急隊のパラメディックスと協力して作業を行い、今後8日から10日ほどの間に150人前後まで増員すると発表されている。

 その他にも、医療従事者16,000人がボランティアで名乗りを挙げており、すでに800人が持ち場に着いている。
■ソース
Victoria records 459 new cases of coronavirus and 10 more deaths, marking the deadliest day in Australia since the pandemic began

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