パラシェイQLD州州首相「NSW州境再び閉鎖も」

NSW州内の市中感染増大に警告

 7月27日、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「NSW州でこのまま市中感染が広まるようなら、QLD州とNSW州の州境を再度閉鎖することもいとわない」と発言した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 NSW州ではシドニー都市圏南西部カシュラのクロスローズ・ホテルから始まったコロナウイルス感染がタイ・ロック・レストランでもクラスターを発生し、さらにシドニー市内ポッツポイント地区のタイ・ロック・レストランも従業員に感染者が出るなどホスピタリティ業界を通じて市中感染が広まるなど、7月26日にレストラン3軒が営業停止に追い込まれている。

 一方、VIC州では1日の新陽性者発生数が過去の記録を塗り替える532人に達しており、また6人の死者が出ている。

 同日、NSW州のケリー・チャント主席医務官は、過去24時間に17人がコロナウイルス陽性者と判定されたことや社会的距離を遵守し、大きな集まりを避けるよう呼びかけ、「現在、自分で気づかないまま州内の他の地域で起きている感染の連鎖に巻き込まれる可能性があることを十分に自覚しなければならない。今後3週間から4週間の間、これまでの行動を改め、また、対人関係でもウイルス感染の機会を減らし、コロナウイルス蔓延を防ぐために協力してもらいたい」と呼びかけている。

 新陽性者のうち3人はウェザリル・パークのタイ・ロック・レストラン・クラスター関連で、このクラスターは70人にのぼっている。また、そのうち11人はハリス・パークのレバノン系キリスト教会に関連している。

 そのため、グラディス・ベレジクリアン州首相は、「結婚式や葬儀がクラスター発生源になっている。結婚式や葬儀に出席しても抱き合ったり、肌を触れ合わせたりしないよう自重してもらいたい。そのような行事とホスピタリティ、屋内イベントがもっとも感染リスクが高い」と語っている。

 新陽性者のうち、8件は海外帰国者がホテル隔離中の検査で突き止められており、2件はいまだ感染経路を調査中になっている。
■ソース
Queensland threatens to ‘slam the border shut’ as NSW outbreak grows

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