モリソン連邦首相、NSW州のウイルス抑え込みを称賛

QLD州は州境での規制条件を一部緩和変更

 モリソン首相は同じ保守連合政権のグラディス・ベレジクリアンNSW州政権を、「経済閉鎖せずにコロナウイルスの蔓延を抑え込み続けているNSW州政府は金星」と称賛している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 さらに、「ワクチンが開発されるまでコロナウイルス大発生を抑え続けなければならない」と語った。

 モリソン連邦首相は、「NSW州政府は経済を開放し続けており、同時にウイルス大発生を抑え続けている。NSW州政府がこの戦術を成功させることはオーストラリアの国益にかなうことだ。VIC州の状況を改善する上でNSW州が手本を示すことが大事だ」と語っている。

 7月27日、連邦のマイケル・キッド副主席医務官は、「迅速な検査、それと症状があれば自宅隔離するようはっきりと指示すること、この2つがNSW州がこれまでウイルスの抑え込みに成功してきた秘訣だ。NSW州でも毎日少数の発生が起きているが、いずれも迅速に感染源を突き止め、感染経路にいる者すべてに連絡し、検査を受けさせている」と語った。

 NSW州では、ウェザリル・パークのタイ・ロック・レストランを中心に大きなクラスターが発生しているが、シドニー市内ポッツ・ポイントのタイ・ロック・レストランでも感染者が出ており、同地区居住者と過去2週間の間に同店を訪れた者はコロナウイルス症状に注意し、症状がでれば検査を受けるよう呼びかけが出ている。

 NSW州では7月28日までの24時間に新たに14人が陽性と判定されており、そのうち6人はバンクスタウンの葬儀クラスター、4人はウェザリル・パークのタイ・ロック・クラスターと判明している。また、1人はポッツ・ポイントのタイ・ロック関連、1人は27日午後に新たに判明したアポロ・レストランの従業員となっている。残る2人は海外帰国者でホテル隔離中の検査で陽性と判定された。

 一方、QLD州は、州境規制を一部変更し、VIC、NSW両州のホットスポットからQLD州に入域しようとする者は2週間のホテル隔離料金$2,800を負担するか、または入域に先立って2週間の隔離を済ませていることを証明するかのいずれかを選ぶことができるようになる。証明は出身州で2週間の隔離を済ませたことを証明する文書の提出で行う。また、その隔離の10日目以降に検査を受けて陰性だったことと、隔離から解放された後、直ちにマスク着用で空港に直行したことを示す文書を提出しなければならない。

 また、陸路でホットスポットを通過してQLD州に入る者は、ホットスポット区域で車から出なければ隔離料金を免除される。
■ソース
Coronavirus updates LIVE: Victoria records 384 new COVID-19 cases as NSW cluster growth places inner-Sydney residents on high alert, Australian death toll jumps to 167

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