QLD州政府、シドニー都市圏全域をホットスポット指定

NSW州首相、事前に通告受けず

 QLD州政府は、シドニー都市圏全域をホットスポットに指定し、同地域住民のQLD州入域を禁止する措置を発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 QLD州では、メルボルンから帰ってきた女性2人がコロナウイルス陽性と判定され、同州では久しぶりのコロナウイルス陽性者発生になった。また、シドニー都市圏では南西部カシュラ地区のパブから各所に飛び火していくつものクラスターになっていることから、シドニー都市圏全34自治体をホットスポットに指定した。

 また、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、QLD州首相の発表までこの措置をまったく知らされていなかったことから、「予めこちらに一言あってしかるべきではないか。この決定はQLD州にとってマイナスになるのではないか」と語っている。

 これまでQLD州政府はシドニー都市圏のフェアフィールド市などクラスター発生自治体住民のみQLD州入域禁止措置を出していたが、8月1日午前1時を期してシドニー都市圏住民はQLD州に入れなくなる。

 19歳の女性2人はQLD在住者で、メルボルン市まで旅行し、シドニー経由でQLD州に帰ってきた後でコロナウイルス陽性と判定され、病院に収容された。この事故に関してQLD州警察は2人が虚偽申告してQLD州に戻り、帰宅するまでの経過の捜査を始めている。

 ベレジクリアンNSW州首相は、「州境閉鎖はQLD州首相の専権事項だが、通告を欲しかった。今日の発表にあった陽性者はいずれもVIC州から帰ってきた人達だし、SA州で発生した1人もVIC州から来た人だ。経済問題で言えば、NSW州のような大きな州との交通を途絶すれば不利益を被るのは人口の少ない州だ」と語っている。

 アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「イベントを計画していた家族には不便が起きるかも知れないが、QLD州民はシドニー地域に行ってはいけない。州政府は州民を守ることを義務としている。この危難の時期には州民の安全が最優先だ。そのためには政府はできることを何でもしなければならない」と語った。
■ソース
NSW Premier Gladys Berejiklian not told about Queensland coronavirus hotspot ban on Sydney areas

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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