コロナウイルス陽性偽称事件でさらに1人陽性に

夫を介して感染した女性は高齢者施設職員

 メルボルンからシドニー経由でブリスベンに入り、QLD州保健当局にはメルボルン、シドニーでの行動を隠していた19歳の女2人を含む3人組から感染した男性の妻が新たに感染したことが明らかになった。女性は高齢者施設の職員をしており、感染の広がりが懸念されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 3人組は、ロックダウン下のメルボルンで大パーティを開き、シドニーでも感染経路になっているレストランで食事をした上にシドニーでは犯罪組織に関連して高級ハンドバッグ窃盗などの容疑がかけられており、さらには犯罪組織の指示で所有の携帯電話を破棄した容疑も浮かんでいる。

 QLD州政府のスティーブン・マイルズ保健相が発表した。

 保健相の発表によると、新たに陽性判定を受けた女性はすでに7月31日に陽性と判定された男性(27)の妻で、男性の検査と同時に自己隔離に入っているが、ピンジャラ・ヒルズのボルトン・クラーク高齢者介護施設に勤めている。

 同州のジャネット・ヤング主席医務官は、「女性が最後に勤めに出た時にはすでに感染力があった可能性があり、現在、高齢者介護施設に看護師を派遣し、対策を進めている。同施設は105人の入居者に対して150人の職員を擁し、優れた運営を行っている。また職員の仕事ぶりも優秀だ。入居者は互いに隔離し、職員とも全員の検査を行った」と語っている。

 QLD州保健局は、27歳の男性が感染力を持っている時期に訪れた場所を発表し、「同じ時刻に同じ場所にいただけでパニックになる必要はない。健康状態が気がかりな人は検査を受けるよう勧める」と発表している。

 過去24時間に5,000人が飛行機でQLD州に戻っており、114人はホテル隔離に送られた。また、1人はQLD州入域を拒否された。州境の道路検問では6,745台の車がチェックされ、80台が追い返されている。また、35台の搭乗者がホテル隔離に送られた。

 また、トラックの荷台に乗って越境しようとした2人を取り調べているが、マイルズ大臣は、「コロナウイルス移動規制に反した場合には刑事訴追もある」と語っている。
■ソース
One new coronavirus case in Queensland linked to women who flouted quarantine after Melbourne trip

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