NSW州首相、4つの場合にマスク着用を奨励

新陽性者は12人、市中感染の幼児教育職員も

 8月2日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、前夜までの24時間に新たに12人が陽性と判定されたことを明らかにした。また、市民には4つの場合にマスク着用を勧めると語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州は一時期新陽性者を出さない時期もあったが、パブに立ち寄ったメルボルンからの感染者から飛び火して各所のホスピタリティ施設や宗教施設を介してクラスターが増えている。

 州首相は、「公共交通機関利用時や食品雑貨買い物に行く時、ホスピタリティや小売り部門で顧客と面接して仕事をする時、宗教祭儀に出席する時、市中感染が頻発している地域に入る時」にはマスク着用を勧めると語った。

 また、「これは強制ではないが、VIC州や州内の市中感染の状況を考えた保健局からの強い勧告だ。閉ざされた空間で社会的距離を保つことができそうにない場合にはマスク着用が大事だ。すべての人の安全を考えた措置だし、今後2,3週間が山場ということになるだろう」と語っている。

 さらに、「VIC州があのような状況で州境を接しているNSW州はどんなに厳重に州境閉鎖をしてみても完全にとはならないことはQLD州で陽性者が発生していることでも明らかだ」と語っている。

 ケリー・チャントNSW州主席医務官は、「マスクは、外出自粛、社会的距離、手の消毒励行に続く第四の防衛線だ」と語っている。

 NSW州は8月1日午後8時までの24時間に新たに12人が陽性と判定され、7月27日から29日の間に感染した人物1人はメリーランズの幼稚園「Advanced Early Learning Centre」に勤務していた。地元で感染したものと推定されるが感染源は分かっていない。2日朝には同じ幼稚園でもう1人が陽性と判定されている。そのため、同センターは閉鎖し、ディープ・クリーニングを行っている。

 他の3人はポッツ・ポイントのジ・アポロ・レストラン・クラスターに関連しており、2人はマウント・プリチャードのマウンティーズ・クラスター関連。また、5人は既知の患者との濃厚接触があった。1人は海外からの帰国者でホテル隔離中の検査で陽性と判定された。

 他にも、7月27日朝から午後までニューカッスル南のトロント薬物法廷に出廷していた人物1人。同じ7月27日夜にシドニー・インナーウェストのカンタベリー・ハールストン・パークRSLクラブを訪れていた人物がいる。

 チャント主席医務官は、「シドニー地域西部とポッツ・ポイントの住民は体調がおかしいと思えばすぐに検査を受けること。潜伏しているウイルスを見つけ出し、市中感染を抑え込まなければならない」と語っている。
■ソース
NSW Premier Gladys Berejiklian issues ‘strong recommendation’ for masks to fight coronavirus

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