NSW州保健局、新陽性者12人と発表

社会に潜伏するウイルスの密かな蔓延を危惧

 8月4日、NSW州保健局は、新たに12人がコロナウイルス陽性と判定されたと発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 うち3人は4人家族がVIC州からNSW州ワガワガに戻ってきた後、幼児を含めた親子が陽性と判定された。また、8人はこれまでに突き止められているクラスター関連。1人は海外帰国者でホテル隔離中の検査で陽性と判定された。

 8人のうち1人はウェザリル・パークのタイ・ロック・レストラン・クラスター関連の患者、また、2人はポッツ・ポイントのジ・アポロ・レストラン・クラスター関連の患者。さらに5人はマウント・プリチャードのマウンティーズ・クラブを訪れた者または訪れた者から二次感染した者。

 シドニー都市圏西部のボニーリグ高校の生徒1人とグリーンウェイ・パーク小学校の児童2人はいずれも検査の結果、陽性と判定された。両校の児童生徒教職員全員が自己隔離に入っており、当局が接触追跡を行っている。両校施設のディープ・クリーニングを行った後、授業再開を決めることになっている。

 両校とも感染源はマウンティーズ・クラブ・クラスターと確認されている。

 NSW州政府のケリー・チャント主席医務官は、「何人かのケースは既知の感染経路との関連がつかめていない。過去1週間のほとんどの患者は地元クラスターとの関連または既知の患者との濃厚接触が確認されているが、感染経路がつかめていない患者については一般社会に感染連鎖が潜伏していると考えられる。コロナウイルスの伝播を防ぐためにはこの感染連鎖を断ち切らなければならない」と語っている。

 さらに、1.5mの社会的距離が不可能な閉鎖空間ではマスクを着用するよううながし、「バスやショッピング・センターなどが人混みで混雑していると予想されるならマスクを着用してもらいたい」と語っている。

 これまでの大きなクラスターとしては、ウェザリル・パークのタイ・ロック・レストランが103人、カシュラのクロスローズ・ホテルが58人、バンクスタウンおよび周辺地区の葬儀関係で40人、マウンティーズ・クラブが16人、ポッツ・ポイントが28人となっている。
■ソース
NSW health authorities confirm 12 new coronavirus cases

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