NSW州のコロナウイルス新陽性者11人

感染者3人組が’17か所のレストランなど回る

 8月7日、NSW州では11人が新たにコロナウイルス陽性と判定された。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 新陽性者はいずれも国内感染で、シドニー南西部の60代の女性の感染源が現在調査対象になっており、感染源のつかめない市中感染の増加が懸念されている。

 ウイルスが市中に潜伏しており、機会があれば感染者を増やしている。これに対して接触追跡アプリケーションが感染経路を追跡しており、現在、シドニーとニューカッスルの市中でウイルスが広がっている。

 8月7日に報告された感染状況では、感染源不明の20代の感染男性3人だけでも先週末の48時間にシドニー都心部、インナーウェスト、南西部、ニューカッスル地域のパブ、レストラン、スーパーマーケットなど17箇所を訪れている。

 NSW州保健局がもっとも懸念するのは、男性1人が7月31日午後7時から午後8時30分までグリーブのアフリカ料理店、ジャンボ・ジャンボで食事をしており、この時間帯に同店に居た者は全員が濃厚接触者と判断されており、8月15日まで直ちに自己隔離し、症状があろうとなかろうと検査を受けるよう呼びかけが出ている。ただし、3人が何らかの規制に違反したという事実はない。

 グラディス・ベレジクリアンNSW州首相とケリー・チャント主席医務官は、コロナウイルスの広い伝播リスクを抑制し、濃厚接触追跡ソフトを圧倒してしまわないため、若い世代は店を訪問することを控えるよう呼びかけている。

 7日に発表があった新しい症例では、VIC州でコロナウイルスに感染し、NSW州に戻って以来自己隔離を続けてきた人物も紹介されている。

 豪医師会(AMA)のオマール・ホルシド会長は、州政府のフェースマスク勧告案は不十分として、義務づけを要求し、「もし、州政府がマスク着用を義務づけていれば、州政府は、州民全員がニーズに合ったマスクを手に入れられるよう図る義務が生じる」と語っている。

 また、屋内での集まりにも再度規制を設けるよう呼びかけているが、「徐々に規制解除ができるかどうか、VIC州のようにならないかどうかがかかっている」と語っている。
■ソース
NSW records 11 new COVID-19 cases amid concern over 17 venues visited by infected trio

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