NSW、コロナウイルス新陽性者9人、久しぶりに一桁

保健局は感染源不明の市中感染増加警戒

 8月7日午後8時までのNSW州の新陽性者は9人で2週間以上前に二桁になって以来久しぶりの一桁の発生率になった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 前回一桁だったのは7月24日に7人の新陽性者が出たが、そのうち6人がウェザリル・パークのタイ・ロック・レストラン・クラスターだった。

 新陽性者は毎日徐々に減ってきているが、州保健局は、「過去1週間のほとんどの感染者が地域クラスターやすでに確認している患者との濃厚接触があった。しかし、現在も9人の患者の感染経路がつかめておらず、コロナウイルスが市中に潜伏していると考えられる。市民が一体となって常に感染防止に努めることが重要だ」と発表している。

 9人のうち3人の感染経路を目下調査中で、4人は既知の感染者との濃厚接触が突き止められ居る。また、残る2人は海外からの帰国者でホテル隔離中の検査で陽性が明らかになった。

 調査中の患者の1人はチェリーブルックのタンガラ女学校の生徒で、学校を閉鎖の上、ディープ・クリーニングを行っている。また、他の調査中のケースは互いに濃厚接触しており、外部の感染経路が明らかになっていない。

 NSW州政府はコロナウイルス社会規制違反の厳しい取り締まりを言明しており、8月8日にも、NSW州酒類賭博管理局検査官がバルメインのユニティ・ホール・ホテルとボンダイ・ジャンクションのイースタン・ホテルを抜き打ち検査し、数件の違反を現認、$5,000の罰金通告を発行した。

 管理局のディミトリ・アージェリース遵守管理部長は、「ユニティ・ホールの安全管理計画は古いもので、客の来店時刻記録をつけておらず、また24時間以内にデータをデジタル化する作業も怠っていた。また、ボンダイのイースタン・ホテルでは、検査官がCCTVビデオをチェックした結果、ゲーム・マシンで遊ぶ客同士の距離が規制以下だった。同パブのライセンス保持者は、ゲーム・マシンを1台おきに電源を落とし、公衆衛生指令を遵守することを約束した。この2件の違反店で、NSW州内ではこの1か月に18店がコロナウイルス安全命令違反で罰金を科せられた」と語っている。

 同部長は、「店は2度目に検挙されると営業停止措置を言い渡される」と警告している。
■ソース
NSW Health records nine coronavirus cases, three of them under investigation

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る