NSW州、新陽性者4人、高齢者施設の1人弱陽性

3人はホテル隔離中の海外帰国者

 9月14日のNSW州は、新たに4人が陽性と判定された。うち3人はホテル隔離中の海外帰国者で、市中感染は1人のみとなっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 今年早く、入居者に30人近い死者を出したニューマーチ・ハウスの入居者1人が弱い陽性と判定されたが2度めの検査で陰性と判定された。この入居者は、アウトブレークが起きた時に発症しており、その後快復していたが、先日になって息切れの自覚症状が出たため検査を受けたもの。州保健局では、「過去に感染歴のある人が検査で陽性と判定されることは珍しくなく、弱い陽性は過去の感染歴を示している。感染者ではなく、また感染力も持っていない。また、患者の息切れもすでに診断しており、治療している」と発表している。

 しかし、保健局では、12日の受検者14,000人に比べて13日には9,316人と大幅に減っており、検査を受けに来る人が大幅に減っており、ウイルスが社会に潜伏している可能性を懸念している。特にシドニー都市圏南西部、南東部、都市圏西部はコロナウイルスの市中感染の可能性が高く、住民も積極的に検査を受けるよう呼びかけが出ている。

 また、唯一の市中感染は、Eastern Suburbs Legion Clubに立ち寄った感染者と接触があったと確認された。

 NSW州の当局は、入場制限のある施設などで大勢が集まるなどの規制違反があった場合、誰を処罰対象とするかについて規則を厳格化し始めている。これまではイベントの主催者だけが罰金を科せられたが、9月14日24時を期して、20人を超えて集まっていた場合、参加者全員が$1,000の罰金を言い渡されることになる。

 コロナウイルス対策本部長のトニー・クランデルNSW州警察副長官は、これからクリスマスや年末年始にかけて人の集まる機会が増えることを予想し、社会一般の安全を最大限に確保するため、このような規制変更を行った。

 保健局のドクター・クリスティーン・セルビーは、「9月28日から学校休みに入り、シドニー都市圏市民が郡部に旅行するようになることからウイルスの広まりが懸念される」と語っている。
■ソース
NSW records four new cases of coronavirus, one from local transmission

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