NSW州、2日連続で新陽性者ゼロを記録

NZとの「トランス・タスマン・バブル」案再浮上

 VIC州は新陽性者も死者も低下を続けており、他州からその動きが注目されているが、連邦政府からは早くにロックダウン解除すべきとの圧力がかかっている。

 また、VIC州がコロナウイルスを制圧し、ロックダウンを緩和することができれば、NSW州もさらに規制を緩和することができるようになると伝えられている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 9月28日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「保健専門家も私も、VIC州の動向がNSW州にも及んでくることから、VIC州の規制が緩和された後にVIC州がどんな状況になるか関心を持って見守っている。州民の規制を緩和し、ビジネスにも大きく後押ししても大丈夫だと感じられればもちろん政府としてはそうしたいところだ」と語っている。

 NSW州では2日連続で新陽性者ゼロを記録したが、1日の検査数が6,400人を下回るようになっており、そのため、ベレジクリアン州首相も、「週末はいつも検査数が減るのだが、油断してはいられない」と市民の警戒を促している。

 さらに、「これまでコロナウイルスを抑えることができたのは州民全員が警戒を怠らず、感染予防を守ってきたからだ。市民が安心して警戒を緩めることがあってはならない」と語っている。

 オーストラリアでも感染者が減ってきたことから、ジャシンダ・アーダーン・ニュージーランド(NZ)首相は、「今年末までにはNZとオーストラリアの一部の州との間で人の行き来ができるようになる。ただし、そのためには、オーストラリアのホットスポットの住民が、NZと交通再開した州を経由してNZに入ってくることがないように措置することが重要だ」と語っている。

 この「トランス・タスマン・バブル」案は以前から出ていたが、メルボルンでコロナウイルス第二波が始まり、続いてNZのオークランドでも第二波が起きたために話し合いが中断していた。

 アーダーン案に対して、ベレジクリアン州首相は、「オーストラリア国内の州境閉鎖がすべて解除されてからの方が安心できる」と語っている。
■ソース
All eyes on Victoria: NSW could enjoy relaxed restrictions in two weeks

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