ベレジクリアンNSW州首相支持率依然高率維持

腐敗議員との男女関係問題で評価は下落

 ダリル・マガイア元腐敗汚職議員に対する腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)の審理の過程で、グラディス・ベレジクリアン州首相がマガイア氏と5年間にわたり親密な男女関係にあったことが暴露され、「利害の抵触」が問題になる状況も申告していなかったことも明らかになってきている。

 しかし、10月25日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が掲載したIpsos世論調査でベレジクリアン氏の州首相適任や州首相継続を支持する意見が依然過半数を占めていることが明らかになっている。

 回答者の約3分の2が、マガイア氏との男女関係問題でベレジクリアン氏は州首相を辞任すべきではないと答えているが、それ以上の大多数が、「マガイア氏との関係のスキャンダルでベレジクリアン氏の評価は落ちた」と答えている。

 ベレジクリアン氏の州首相としての業績を評価する回答者は64%にのぼり、評価しないとする回答者は16%に留まっている。しかし、マガイア氏との男女関係で、ベレジクリアン氏の評価が落ちたと見る回答者は71%にのぼっている。

 コロナウイルス対策についてはベレジクリアン州政権を評価する回答者が74%、評価しない回答者は17%に留まっている。

 ベレジクリアン氏の州首相留任を支持する声は63%あり、女性では70%、40歳以上の高齢者でも70%が支持している。

 また、労働党支持者の間でも、州首相としてベレジクリアン支持が40%、ジョディ・マッケイ労働党党首支持が37%に過ぎない。

 ベレジクリアン支持に比べて、何度も保守連合政権を揺るがした国民党党首のジョン・バリラロ州副首相に対する評価は厳しく、18%が評価、35%が評価しないと答えている。

 また、ベレジクリアン州首相自身は、マガイア氏の腐敗を知らなかったと証言しているが、「州首相はマガイア氏の腐敗を知っていた」と考えている回答者は3分の1にのぼっている。

 ベレジクリアン氏が州首相を辞任した場合の後継者としては、アンドルー・コンスタンス運輸相が22%、ドミニクペロテット財相が15%、ロブ・ストークス計画相が10%と、いずれも極端に低い。

 ベレジクリアン氏支持率は、都市部で67%、郡部で58%、41歳以上で70%、40歳以下では54%、また、高額所得者の間で高く、中低額所得者で低くなっている。

 この世論調査は、10月21日から23日にかけて、NSW州内の18歳以上の863人を対象にオンラインで実施された。
■ソース
Berejiklian’s approval rating high but her reputation has taken a hit

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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