QLD州労働党の有力議員、緑の党に敗北

自由国民党が緑へのプレファレンス票を呼びかけ

 10月31日のQLD州議会選挙の当日開票分で現労働党の有力議員が緑の党候補に敗れる番狂わせがあった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 保守傾向の強いQLD州でも州都ブリスベンの都市圏は比較的革新派が強く、2016年選挙ではサウス・ブリスベン選挙区で労働党のジャッキー・トラン元州副首相が、自由国民党(LNP)のプレファレンス票のおかげで僅差でエイミー・マクマーン緑の党候補に勝っている。

 しかし、今回の選挙では労働党の議席を減らす戦術に出たLNPがマクマーン緑の党候補へのプレファレンスを決めたため、緑の党がこの選挙区を獲得した。

 当日、67%の開票が済んだところでマクマーン緑の党候補が55%を獲得し、同候補の当選が決まった。

 ブリスベン市ではマイワー選挙区でもマイケル・バークマン緑の党候補が当選しており、QLD州議会に緑の党が2議席を占める結果になった。

 マクマーン候補は、「有権者は緑の党の建設的なビジョンに反応した。マックコネル、クーパー両選挙区でも緑の党の得票率が伸びており、鉱山企業が州政界の勝利者を決める時代が終わったことを政治エスタブリッシュメントに知らせている。州議会で緑の党は一般QLD州民のために努力する。緑の党は州営のクリーン・エネルギー企業設立のために戦い、無料公共交通機関や公営住宅設立に向けて努力する」と語っている。

 31日夜、トラン候補は、支持者や選挙ボランティアらに感謝と称賛の言葉を贈った。

 一方、スティーブン・マイルズ現労働党政権副首相は、政治的には正反対の緑の党へのプレファレンス票を決めたLNPを厳しく批判した。これに対して、ティム・マンダーLNP副党首は、「有権者が自ら選択した結果だ。いくつかの選挙区で労働党が得票率を下げ、緑の党がその票を獲得した」と語っている。

 トラン候補は、土地購入をめぐって腐敗行為と騒がれたが結局腐敗の証拠は見つからなかったが、利害の抵触の申告を怠ったことは腐敗につながりやすいと厳しく指摘された。
■ソース
Jackie Trad unseated in South Brisbane ? a bruising election loss for a party high-flyer

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